東京五輪スタジアムのビール消費量は?
【問題】
満員のスタジアム(収容人数6万人)で、1回のイベント(プロ野球や音楽ライブなど、約3時間)で消費される生ビールの総容量(リットル)を推定してください。
思考のヒント
ビールの消費量 = 観客数 × ビール飲用率 × 平均飲用杯数 × 1杯あたりの容量。観客を『ビールを飲む層(大人)』『飲まない層(子ども・運転手・未成年等)』に分類し、それぞれの飲用行動をモデル化しましょう。
模範解答・思考プロセス
1. アプローチ設計(構造化)
スタジアムでのビール総消費量は、以下の数式でモデル化します。
総消費量(L) = 収容人数 × 満席率 × ビールを飲む大人の比率 × 平均飲用杯数 × 1杯あたりの容量(L)
2. 前提数値の置く(仮説設定)
- 収容人数:60,000人、満席率:100%(満員)
- 観客の年齢・属性分布:
- 子ども(未成年):20%
- 大人(成人):80%(48,000人)
- 大人におけるビール飲用率の分解:
- ビールを積極的に飲む層(お酒好き):40%
- たまに飲む・他の酒やソフトドリンクを飲む層:30%
- 運転手・アルコールを全く飲まない層:30%
- 平均飲用杯数:
- 積極的飲用層:平均3杯
- たまに飲む層:平均1杯
- ビール1杯あたりの容量(一般的なスタジアムのプラカップ):500ml(0.5L)
3. 計算の実行
ビールを飲む層の人数と消費杯数をそれぞれ計算します。
- 積極的飲用層:48,000人 × 40% = 19,200人
消費杯数:19,200人 × 3杯 = 57,600杯 - たまに飲む層:48,000人 × 30% = 14,400人
消費杯数:14,400人 × 1杯 = 14,400杯 - 合計販売杯数:57,600杯 + 14,400杯 = 72,000杯
これを容量(リットル)に換算します。
72,000杯 × 0.5リットル = 36,000リットル(36kL)
4. 現実性チェック
36,000リットルは、一般的な生樽(20L入り)で換算すると約1,800本分に相当します。6万人規模のスタジアムで満員のイベントであれば、1人平均0.6リットル(全員均等割り)の消費となり、夏のナイター野球や音楽フェスであれば非常に現実的な数値です。
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