第2-2章:キャリアパス(ポストコンサル)の選択肢

コンサルタントで身につく「問題解決能力」「ロジック構築力」「プロジェクト推進力」は、あらゆるビジネス現場で極めて高く評価されます。このため、ファーム卒業生(アルムナイ)のその後のキャリアパスは非常に豊富であり、自らの価値を最大化する道が用意されています。

代表的なポストコンサルキャリア 4選

① 大手事業会社の経営企画・変革推進部門

最も王道かつ安定した転職先です。大手企業(メーカー、商社、ITなど)の経営企画部や新規事業開発部、DX推進本部などに転職します。

コンサルタント時代のように「外部からアドバイスする」のではなく、「組織の内側から当事者として意思決定を下し、事業を動かす」やりがいがあります。

② 急成長ベンチャー・スタートアップのCXO / 経営幹部

資金調達後の急成長期にあるスタートアップへ、COOやCFO、経営企画室長などの幹部ポジションで参画します。

まだルールやプロセスが整っていないベンチャーにおいて、コンサルタントの「仕組み化」「構造化」のスキルが直接的に役立ちます。ストックオプションによる大きな経済的インセンティブを狙えることも特徴です。

③ PE(プライベート・エクイティ)ファンド

投資先企業の企業価値を劇的に向上させ(バリューアップ)、数年後にイグジットしてリターンを得るPEファンドは、ポストコンサルのエリートキャリアです。

投資検討時のビジネスデューデリジェンスや、投資先に経営幹部として常駐し、ハンズオンで改善を指導する役割でコンサルスキルが活かされます。

④ 起業・独立コンサルタント

自身で事業を立ち上げる起業家、あるいはフリーランスのコンサルタントとして独立するルートです。

近年は、コンサル需要の高まりから「フリーランスコンサルタント」のプラットフォームが充実しており、月単価150万〜300万円で大手ファームと同様の案件を受託できるため、非常に高い自由度と報酬を両立させることが可能です。

執筆者:ケン (Ken) - 共同代表・統括編集

大学卒業後、総合コンサルティングファームに入社。金融、通信ハイテクなどの業界にて事業戦略からITプロジェクトまで幅広く参画。コンサル転職の志望動機・職務経歴書添削、ケース面接の模擬面接コーチングを多数実施。

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