第3-2章:履歴書・職務経歴書・志望動機の書き方
コンサルティングファームの選考を突破するための「書類選考対策」は、単なる職歴の羅列ではありません。書類自体が「コンサルタントの書く高品質な資料」として構造化されていることが求められます。ここでは、職務経歴書と志望動機の書き方のポイントを解説します。
1. 職務経歴書(レジュメ)の構成ルール
① 結論ファースト(STARフレームワーク)
各プロジェクトの実績を記述する際は、以下の構成で簡潔に記述します。
- Situation(状況): クライアントや事業部が置かれていた環境・目標。
- Task(課題): 解決すべき本質的な問題・ボトルネック。
- Action(行動): あなたが「仮説を立て、どう分析し、周囲をどう動かして解決に導いたか」という具体的な行動プロセス(再現性をアピール)。
- Result(成果): アクションの結果。必ず「売上〇%増」「コスト〇万円削減」のように定量的なファクト(数値)で記載する。
② 箇条書きによる徹底した「構造化」
長文のダラダラとした記述は厳禁です。一目で「何年間のどのような規模のプロジェクトで、どのような結果になったのか」が分かるように、太字の要約と箇条書きを組み合わせた構造化レイアウトを徹底してください。
2. 説得力ある志望動機のつくり方
「なぜコンサルタントなのか」「なぜこのファームなのか」の2つの問いに対して、矛盾のないロジックを組み立てます。
志望動機のNGパターンとOKパターン
NG:「コンサルティングを通じて自分の成長スピードを高めたいから。」
➔ 主語が「自分」であり、ファームに対する提供価値(バリュー)の視点が抜けているため敬遠されます。
OK:「現在の事業部で培ったデジタルマーケティングの知見を活かし、より広範な伝統的製造業のビジネス変革に直接コミットしたい。貴社の〇〇セクターでは、実装まで一貫して支援する体制があり、私の知見の再現性を最も発揮できると確信している。」
➔ 自らのバリューの「再現性」と、ファームの強みが論理的に結びついています。
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